Zacky情報局のZackyです。
私はWordPressを始めだして約1年経ちました。当時インターネットを探しても難しい説明ばかりでITリテラシーがある程度あれば理解できるが、本当の初心者には結構難しい内容だったりするなと思いながらネットサーフィンしていた記憶があります。なので今回子供から年配の方で全くITリテラシーがなくても理解できるようにWordPressの初期設定から応用まで解説していきたいと思いましたのでこの記事を書いております。
現在、企業のホームページであったり個人のブロガーであったりと、WordPressは万人に使われ始めてきました。そんなWordPressではありますが、これから始めてWordPressをインストールしてやってみようかな?と考えている初心者の方にもわかるように説明していきたいと思います。WordPressのインストール自体は独自ドメインとレンタルサーバーを契約すばすぐにできますが、インストールしたら投稿やデザインを変更したい気持ちをこらえてまず初期の設定だけ済ませておいた方が後々、面倒にならなくて楽です。私もはじめてWordPressをインストールした時に、気持ちを抑えられなくなりデザイン変更や色々いじって後々超面倒だった記憶があります(笑)初めての方はまず6つの初期設定はしっかり設定してから次へ進んでください。
それでは6つの初期設定はどんなものがあるかそれが以下の6つです
- 一般設定
- 投稿設定
- 表示設定
- ディスカッション
- メディア設定
- パーマーリンク設定
WordPressの初期設定(一般設定)
一番最初の一般設定から解説していきたいと思います。
一般設定では大きく分けて以下の5つの設定を行うことができます。
- サイトタイトルとキャッチフレーズ
- WordPressアドレスとサイトアドレス
- 管理者メールアドレス
- メンバーシップと新規のデフォルト権限グループ
- 言語とタイムゾーン
それでは早速設定してみましょう。まずはWordPressのダッシュボードの左側メニューから下の方の「設定」にカーソルを合わせてタブ上の「一般設定」をクリックしましょう。
1つずつ設定していきます。わからなければ同じ通りに設定してみてください。
一般設定①「サイトタイトルとキャッチフレーズ」
まずは「サイトタイトルとキャッチフレーズ」の設定です。
サイトのタイトル
ここはワードプレスをインストールした際に入力したサイトタイトルとサイト説明がそのまま反映されているはずです。変更はここで可能ですが、サイトのタイトルは非常に重要です。ここで入力したサイトアドレスが検索エンジンに表示されるからです。どのようなキーワードっで検索されたいのかをよく考えてサイトの方向性をしっかり決めてからサイトタイトルを決めておきましょう。又、サイト名は覚えやすく言葉に表せれるものが理想です。
価値とは=言葉であらわせるもの
キャッチフレーズ
キャッチフレーズはメタディスクリプションとして扱われますので、使用するテーマやプラグインによってはSEO上不利になるケースがあるのでここはとりあえず空白でかまいません。
一般設定②「WordPressアドレスとサイトアドレス」
続いては「WordPresアドレスとサイトアドレス」の設定項目です。ワードプレスでは2つのアドレスがあります。
「WordPressアドレス(URL)」
WordPressを保存しているアドレスです。
「サイトアドレス(URL)」
サイト自体のアドレスです。
通常はサーバーの自動インストール後にふたつとも同じアドレスになっていますが、レンタルサーバー会社によっては、http://○○〇.com/wpとかになっている場合がありますので,サイトアドレスをhttp://〇〇〇.comにしておく必要があるので、もしサイトアドレスがhttp://○○〇.com/wpになってたら変更しましょう。
一般設定③「管理者メールアドレス」
続いては「管理者メールアドレス」の設定項目です。
コメントがついたり、リンクがついたりした際にここに登録してあるメールに送信されます。出来る限り普段使用しているメールアドレスが望ましいです。
一般設定④「メンバーシップと新規のデフォルト権限グループ」
続いては「メンバーシップと新規のデフォルト権限グループ」の設定項目です。
メンバーシップ
企業等で複数人でWordPressを運用する場合の設定です。一人で運用する場合は不要なのでチェックしなくて大丈夫です。
新規のデフォルト権限グループ
ユーザーを追加した際に設定する項目、追加したら設定しましょう。基本は一人で運用だと思うのであまり必要ないです。
一般設定⑤「言語とタイムゾーンと週の始まり」
続いては「言語とタイムゾーンの設定です」
サイトの言語とタイムゾーン
基本デフォルトで上記になっているのでそのままでOK。(国が違う場合は変更してください)
日付フォーマットと時刻フォーマット
投稿記事等で表示する場合に表示される項目なので、お好きなパターンを設定してください。
週の始まり
この設定はウィジェットでカレンダー設定をした際にカレンダーの一番左に来る曜日を選択する項目です。
必要に応じてお好みで設定してください。

最後に設定が完了したら「変更を保存」ボタンを忘れないように気をつけましょう。
WordPresssの初期設定「投稿設定の手順」
続いては、「投稿設定」を設定していきたいと思います。
WordPressの「投稿設定」では大きく分けて以下の3つの設定を行うことができます。
- 投稿用カテゴリーの初期設定とデフォルトの投稿フォーマット
- すべてのデフォルトエディターとユーザーにエディターの切り替え権限を許可
- メールでの投稿
それでは早速設定してみましょう。WordPressのダッシュボードの左側メニューから下の方の「設定」にカーソルを合わせてタブ上の「投稿設定」をクリックしましょう。
では順を追って解説していきます。
投稿設定①「投稿用カテゴリーの初期設定とデフォルトの投稿フォーマット」
ここでは「投稿用カテゴリーの初期設定とデフォルトの投稿フォーマット」の設定が出来ます。

ここはあまり必要ない項目ですが一応、説明いたします。
投稿用カテゴリーの初期設定
記事が増えていくと何の記事かを「カテゴリー」で分類して仕分けて整理する必要があります。
投稿記事を新規で書く毎にここで選択している「カテゴリー」がデフォルトでチェックされます。以外にカテゴリー選択は忘れがちになるのでよく使う項目をここで設定しておくと便利です。
デフォルトの投稿フォーマット
この設定はテーマ自体が対応していない場合はここで設定してもあまり意味がないのでここは何も触らなくてOKです
投稿設定②「すべてのデフォルトエディターとユーザーにエディターの切り替え権限を許可」
続いては「すべてのデフォルトエディターとユーザーにエディターの切り替え権限を許可」の設定項目です。

すべてのユーザーのデフォルトエディター
ユーザーを自分以外で追加してサイトを複数人で運営していく場合のユーザーの記事編集エディターのタイプ設定になります。
基本1人で運営していく場合は何も触らなくてOKです
ユーザーにエディターの切り替え権限を許可
ユーザーを自分以外に追加した場合、他のユーザーが記事編集エディターの切り替えを各自で行うかの設定です。
ここも基本的には触らなくてOKです。
投稿設定③「メールでの投稿」
ここではメールでWordPresの投稿を行う場合のメール設定を行える項目です。
メールサーバー
設定するメールサーバーによりポート等が異なりますが、ここにメールサーバー情報を入力
ログイン名
ここは使用するメールアドレスを入力する
パスワード
私用するメールアドレスのパスワードを入力する
投稿設定④「メール投稿用カテゴリーの初期設定」
メールで投稿した際のデフォルト「カテゴリー」を設定する。
投稿設定⑤「更新情報サービス」
更新情報サービスとは記事の更新情報をブログランキング等に送信する機能である(PING送信)ここに設定しておくことにより検索結果が早まると言われておりますが、私は一度別のサイトで試したが、成果があまりなかったのでここは空欄にしてあります。

全ての設定が終わりましたら保存ボタンを押して反映させてください。
WordPressの初期設定「表示設定」
続いては表示設定です。
表示設定では大きく分けて下記の3つの設定が行えます。
- ホームページの表示
- RSS/Atomフィードで表示する最新の投稿数・フィードの各投稿に含める内容
- 検索エンジンでの表示
WordPressの管理画面から左側のメニュー欄の下の方の「設定」にカーソルを合わせて、右側にメニューが拡張しますので、そこから「表示設定」をクリックしてくださいそうすると以下の様なメニューが開きます。ここから設定していきましょう。
WordPressの表示設定では大きく分けて下記の3つの設定が行えます。
- ホームページの表示
- RSS/Atomフィードで表示する最新の投稿数・フィードの各投稿に含める内容
- 検索エンジンでの表示
表示設定①「ホームページの表示/1ページに表示する最大投稿数」
ホームページの表示
「最新の投稿」にチェックすればトップページに記事の新しい順番に並びます。
「固定ページ」にチェックすればトップページに固定ページがきます。(ホームページ等でよく使われる)
1ページに表示する最大投稿数
上記で決めた「最新の記事」に対するトップページに出る、最新の記事数を設定する項目です。
推奨は「5~10件」がベスト。
表示設定②「RSS/Atomフィードで表示する最新の投稿数/フィードの各投稿に含める内容」
続いてはRSS/Atomフィードで表示する最新の投稿数とフィードの各投稿に含める内容です。
RSS/Atomフィードで表示する最新の投稿数
RSS/Atomフィードとはサイトの更新情報を教えてくれるものです。しかし現在、RSSリーダーはFeedryというのを大半の人が使用しているのでここでの設定は意味がありませんので、ここはで何も触らなくてOKです。
フィードの各投稿に含める内容
ここも何もしないでデフォルトのままの設定で大丈夫です。
表示設定③「検索エンジンでの表示」
続いては検索エンジンにサイトを表示させるかどうかの設定です。

ここにチェックを入れておくとGoogle等の検索エンジンにサイト全体が表示されなくなります。
WordPressを始めたばかりでサイトがまだ完成してない段階の場合ここにチェックを入れておきましょう。
ここまで終わりましたら、「変更を保存」を押して終了です。
WordPressの初期設定「ディスカッション」
続いては「ディスカッション」です
ディスカッションでは大きく分けて以下の6つの設定項目があります
- デフォルトの投稿設定
- 他のコメント設定
- 自分宛てのメール通知
- コメント表示件数
- コメントモデレーション、コメントブラックリスト
- アバター設定
それでは早速設定してみましょう。まずはWordPressのダッシュボードの左側メニューから下の方の「設定」にカーソルを合わせてタブ上の「ディスカッション」をクリックしましょう。
それでは1つずつ見ていきましょう
ディスカッション①「デフォルトの投稿設定」

投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる
ここにチェックを入れると投稿にリンク等を貼った場合、リンク先の相手側へ通知をするかどうかの設定。
ここは設定不要です。
※但しWordPressのWEBサイトのみの限定
新しい投稿対し他のブログからの通知(ピンバック・トラックバック)を受け付ける
今度は先ほどとは逆に、相手側がリンクした時に自分に通知が届く設定
ここはチェックを入れましょう。
※但しWordPressのWEBサイトのみの限定
新しい投稿へのコメントを許可
投稿記事にコメントを許可するかどうかの設定、記事ごとにコメント許可、許可しないが設定できます。
ここはチェックをいれましょう。
ディスカッション②「他のコメント設定」

コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする
購読者がコメントを残す際に、名前とメールアドレスの入力を必須にする設定項目です。この設定をするとスパム等のメールが減る代わりに、入力の手間が有る為、コメント全体が減る傾向にあります。
ここはチェックを入れましょう。
ユーザー登録してログインしたユーザのみコメントをつけられるようにする
ユーザー登録した読者じゃないとコメントできなくなる設定です。ここはチェック不要
〇〇日以上前の投稿のコメントフォームを自動的に閉じる
記事を投稿して設定した日付を過ぎるとその投稿にコメントできなくするようにする設定項目です。投稿した記事はどのタイミングでいつ記事が読まれるかわかりませんので、ここもチェック不要です。
コメント投稿者がCookieを保存できるようにする、cookieオプトイン用チェックボックスを表示します
コメントフォームにCoookieのチェックの保存をチェックするかどうかの設定項目です。
読者からすると怪しさがある為、初めはチェックしないでOKです。
コメントを〇〇階層までのスレッド(入れ子)形式にする
ここで設定した階層が1つのコメントに対してコメントをすると下記のように表示されます。どのコメントに対してコメントしたのか分かりやすくなるので、チェックする事をお勧めします。階層は3くらいがお勧めです。

1ページあたり〇〇件のコメントを含む複数ページに分割し、○○のページをデフォルトで表示する
1つの記事に対してコメントが大量にある場合、整理するためにコメントを分割することができる設定項目です。
コメントが多くなってきたら利用しましょう
○○コメントを各ページのトップに表示する
コメントの「新しい」か「古い」の順番で上にするかしないかの設定です。どちらでもいいですが「新しい」を上にした方が見やすいです。
ディスカッション③「自分宛てのメール通知」自分宛てのメール通知
WordPressのディスカッション設定手順③(自分宛てのメール通知)
自分宛てのメール通知
コメントされたとき、自分にメールが来るかどうかの設定。メールで来るのは面倒という方以外はチェックを入れましょう。
コメントがモデレーションの為に保留されたとき
承認待ちのコメントが表示された時に、メールに通知が来るかどうかの設定項目です。
ここはチェックを入れなくてもいいです。
ディスカッション④「コメント表示条件」

コメントの手動認証を必須にする
ここにチェックを入れると手動承認しないとコメントが表示されなくなる設定項目です。
ここはチェックしましょう。
すでに認証されたコメント投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを認証待ちにする
ここの設定は1度許可したコメント投稿者を2回目以降は許可なしでコメントができるかどうかの設定項目です。
チェック不要です。
ディスカッション⑤「コメントモデレーション/コメントブラックリスト」

コメントモデレーション
スパムコメントにはリンクが張っている場が多いので、そのリンクが何個か以上のコメントで承認待ちにするかの設定項目です。
当サイトではデフォルトの2件にしていますが、心配な方は1件にしてもいいと思います。
コメントブラックリスト
ここも入力不要です。
ディスカッション⑥「アバター」

アバターの表示
コメント欄にアバターを表示させるかの設定。表示させる場合はチェックを入れてください。
評価による制限
R18のような過激な画像を使わないのであれば「G-あらゆる人に適切」にチェックを入れましょう
デフォルトアバター
アバターのない人からのコメントがあった場合に表示させるアバターの設定項目です。ここは「ミステリーパーソン」に設定しておきましょう。
全てが終了しましたら変更を保存をsh手終了しましょう。
WordPressの初期設定「メディア設定」
続いては「メディア設定です」
それでは、WordPressのダッシュボードの左側メニューから下の方の「設定」にカーソルを合わせてタブ上の「メディア」をクリックしましょう。

ここはそのままデフォルトで大丈夫です。
※ここで、各サイズを指定しておくと記事や固定ページに画像をアップロードすれば、ここで設定したものの中から選ぶことが可能です。
WordPressの初期設定「パーマリンク設定」
最後は「パーマリンク設定」を解説していきたいと思います。
パーマリンクとは記事のURLの事です。WordPressの初期設定で一番重要なところです。SEO的にとても重要なのでぜひしっかり設定してください。
それでは早速設定してみましょう。まずはWordPressのダッシュボードの左側メニューから下の方の「設定」にカーソルを合わせてタブ上の「パーマリンク設定」をクリックしましょう。
パーマリンク設定①「共通設定」
ベストなパーマリンク設定では「カスタム構成」で「/%category%」+「/%postname%/」=「カテゴリー」+「投稿名」なのですが、当サイトでは「投稿名」だけにしています。なぜなら初心者では「カテゴリー」+「投稿名」にすると後からカテゴリーの構成などを変更する可能性があるので後々手間になり記事数が多くなってきたときに面倒です。まずは初心者の方は特に上記のような設定にしましょう。また「カテゴリー」+「投稿名」にするとURLが長くなってしまいスッキリしません。他のサイトを見ても上位検索されてるサイトは「投稿名」だけのサイトが結構あるのでSEO的にも「投稿名」だけであまり変わりわないという判断です。
ちなみにパーマリンクは途中で変更しない方がいいです。理由は下記の事が起こりますので最初にしっかり設定しておきましょう
- SNSのシェア数が0になる
- 検索順位(SEO評価)がリセットされる
- アクセス数がリセットされる
- 変更前のURLにアクセスしたらエラーが表示される
パーマリンク設定②「オプション」
ここは何も触らなくてOKです。
まとめ
WordPressを始めてインストールして
そう考えている方、ちょっと待ってくださいね。その気持ちをぐっと抑えてまずWordPressの6つの初期設定を始めにしっかりやっておくことをお勧めします。なぜなら途中までサイトが出来上がってきてから”「あれ?」ここ設定してなかったぞ”なんてことは初めての場合良くある事で、ある程度記事を書いたりなんかした後に気が付くと、超面倒くさい上に、余計な作業時間が増えて作業効率の低下につながります。(経験者は語る)ですのでしっかりWordPressの初期設定をしっかりやってから、次のステップに進んで下さい。
まだWordPressをインストールしていないという方は合わせてこちらもご覧ください。